不妊漢方の福井薬局|名古屋市南区

タバコと男性不妊とがんの関係

本日は男性不妊の大敵！喫煙、タバコについての内容

タバコはなぜ「男性不妊」を誘発するのか？
タバコは「がん」になりやすいと言うが
男性不妊との関連性は？？

愛知県名古屋市南区 　福井薬局
日本不妊カウンセリング学会、認定不妊カウンセラー
漢方好きな薬剤師、福井牧子が書きました。

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「タバコと男性不妊とがんの関係」

 

男性不妊の専門医に言わせると、

タバコは精子に最高に悪い！！

〇どうして精子に悪いかと言いますと

精子を酸化させてしまうからだそうです。

 

〇酸化ってなあに？？と言いますと

私たちは酸素なしには生きられない生き物なんですが

この酸素

ちょっとしたきっかけで「活性酸素」という「毒」に変身します。

・ｽｰﾊﾟｰｵｷｼﾄﾞ
・一重項酸素
・過酸化水素
・ﾋﾄﾞﾛｷｼﾗｼﾞｶﾙ

活性酸素には良い働きもあるのですが
多くなりすぎると「毒素」がアルツハイマー、肌老化、動脈硬化、がん・・・
様々な病気のひきがねになっていることが医学的にも実証されています。

「りんご」をイメージしてください。

りんごはカットすると、そこが茶色く変性してきますよね。
あれが代表的な酸化です。

錆びた釘(くぎ)
完全に鉄が酸化して、変性した状態です。

想像してみてください。
自分のカラダの細胞が、錆びた鉄くぎのように錆びていたら・・・
使い物になるでしょうか？？？

 

 

 

「タバコは活性酸素を発生させる有力な発生源」です。

精子はタバコにより酸化し、劣化し、妊娠力が落ちることが分かっています。

きっぱりとお伝えします！！
妊娠を望むなら、すっぱりとタバコは止めてください。

でなければ抗酸化！

酸化から身を守ることを真剣に考えて欲しいと思います。
さて
タバコを吸うとがんのリスクが増える。

この事実はあまりにも有名ですよね。

タバコを吸わない人に比べて、男性は２倍、女性は1.6倍、がんになりやすいそうです。

部位別にみると、
男性：喉頭がん、尿路がん、肺がんで５倍前後、がんになりやすく
女性：肺がんが４倍
子宮頸がん、口唇・口腔・咽頭がんで２倍以上、がんになりやすいと言われています。

 

ではどのようにがんを引き起こされるのでしょう？？

タバコに含まれる発がん物質は約６０種類あり

ＤＮＡと結合し遺伝子変異をひきおこします。

こうした遺伝子変異ががん遺伝子、がん抑制遺伝子などに影響することで
細胞ががん化すると考えられています。

が、まだ明らかになっていないことも多いそうです。

国立がん研究センターでの研究です。
17種類のがんと喫煙の影響を5,243例のがんゲノムデータをもとに検討されました。
タバコを1年間、毎日１箱(２０本）吸い続けた方のカラダの中です。

ＤＮＡ変異は「肺」で最も多く起こっていました。更に
喉頭
咽頭
口腔
膀胱
肝臓　　と体内の各部位で遺伝子の変異が起こっていることがわかっています。

 

 

＜遺伝子の変異＞

遺伝子が変異するってどういうことでしょう。

遺伝子は細胞が分裂するときに必要な「設計図」なんです。

遺伝子が変異してしまうと・・・

新しい細胞ができた時に、ちょっとちがう細胞が出来上がります。

コピー機で言うと、
原本をコピーしたはずが、コピーした時にエラーが起こるようなものです。

要は複製ミスが起こる。

複製ミス細胞・・・それががん細胞です。

自己と似ているも、自己と非なるもの。

健康な方でも、毎日2,000個～5,000個はできるのですが
カラダの免疫機能ががん細胞を抑えてくれています。

この免疫機能がたちゆかなくなると・・・

がん細胞は勢いを増します。

 

 

 

これを

＜妊娠　精子＞で考えてみましょう。

精子もひとつの細胞ですが、

精子の中に含まれる遺伝子が変異してしまっていたら、どうなるでしょう？

 

〇卵子との受精ができない。

〇受精しても分割ができない。

〇着床までいったけれど、流産をする。
そういったことが、現実的に起こってくることが医学的にわかっています。

 

 

以下は参考までに・・
＜タバコの害＞

タバコの煙には4000種類以上の化学物質が含まれていることが判明しています。
そのうち有害とわかっているものが200種類以上。
タバコを吸うと一酸化炭素も体内に取り込まれます。
一酸化炭素は酸素に比べ、240倍も赤血球にあるヘモグロビンと結合しやすく
体内組織の酸素欠乏により動脈硬化が進み、脳卒中、急性心筋梗塞、大動脈解離などの循環器疾患
肺気腫、慢性気管支炎、気管支ぜんそくなどの呼吸器疾患
がん、低出生体重児などさまざまな疾患の発症に影響しています。
＜タバコによって起こる症状・疾患＞

血行障害、高血圧、呼吸器障害、食欲不振、逆流性食道炎、睡眠障害、味覚障害、臭覚障害、免疫機能の低下、
難聴、歯周病、弱視、皮膚病、勃起不全、不妊症、ニコチン依存症、狭心症、脳委縮、閉塞性動脈硬化症、
認知症、パーキンソン病、肺線維症、肺気腫、COPD、がん等々

 

 

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子宝相談所で「話す＝放す」こと。
「命」の大切さを共有すること。
ご夫婦、そしてご家族の未来が輝いてゆける・・・。
そんな場所でありたいと思っています。
　　　　　　
子宝カウンセラー　福井牧子

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