不妊漢方の福井薬局|名古屋市南区

便秘や下痢、腸内環境と不妊治療の影響

愛知県名古屋市南区 子宝（不妊）漢方相談 を通して
「妊娠、出産、子育てを応援したい」と願う
日本不妊カウンセリング学会、認定不妊カウンセラー福井牧子です

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「便秘や下痢、腸内環境と不妊治療の影響」
通常、不妊治療に通うご夫婦で

まさか「便秘」や「下痢」が

不妊治療に悪影響を与えると

思っているご夫婦はまれだと思います。

 

東洋医学では「脾は中なり」という言葉があります。

脾は胃腸。

胃腸はカラダの中心で、
健康なカラダを作るためには
胃腸を整えることが一番大切。という考え方です。
その考え方に従い

慢性便秘でセンナなど有名便秘薬の服用を止めて
胃腸を整える漢方処方を服用してもらったり

慢性下痢で苦しんでいる方のお腹の調子を整えると

妊娠されるという経験をしてきました。

 

また

最近愛読している

「エストロゲンと女性のヘルスケア」

という本に書かれていた内容です。
抗生物質は「腸内細菌を減少」させることで
経口避妊薬（女性ホルモン剤）の効果を低下させる。
女性ホルモン剤の吸収の機序に
腸内細菌が関わっていることが明記されています。
抗生物質は感染を防ぐために使用するお薬ですが

バイ菌などの悪い菌だけでなく
腸内に住んでいる善玉菌も殺してしまうことがあります。

抗生物質を服用して、

腸内細菌のバランスが崩れると、女性ホルモン剤の中でも

特にエストロゲンの吸収が悪くなり、

女性ホルモン剤の効果が薄れるとの記載がありました。

 
〇不妊治療で女性ホルモン剤を使用するのはどんな時？？

・タイミング法や人工授精で内膜が薄い時

・体外受精の採卵や移植の時

・卵巣を休ませるために、次の生理をおこさせるため
(カウフマン療法を含む)

このような時に女性ホルモン剤を使用することがあります。
つまり、不妊治療中にはかなり良く使用されるのです。

 

〇どんな時に腸内環境が悪くなる？？

・風邪や膀胱炎などで抗生物質を頻繁に服用する人

・便秘や下痢で腸内環境が悪い人
この両者は女性ホルモン剤の効果が薄れる可能性があります。

上記のように、不妊治療中に女性ホルモン剤を使用することは良くあります。

 

 

抗生物質を飲むと腸内環境は悪くなりますが
便秘、下痢のある方は常に腸内環境が悪いと言えます。
腸内環境を整えてあげると

女性ホルモン剤の効きが良くなり

不妊治療の効果を増す可能性がある！と

西洋医学の世界でも実証されている訳です。

 

 

長い文章となりましたが、

まとめると

お腹の調子を整えることが妊娠につながる。
という事実を知って欲しい。

 

お腹に良い生活を心がけてくださいね。
以下のブログも参考にしてください。

血液をキレイにする排泄の心得①
http://fukui29.com/archives/2644/
血液をキレイにする食生活①
http://fukui29.com/archives/2619/

血液をキレイにする食生活②　添加物
http://fukui29.com/archives/2626/

 

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子宝相談所で「話す＝放す」こと。
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そんな場所でありたいと思っています。
　　　　　　
子宝カウンセラー　福井牧子