不妊漢方の福井薬局|名古屋市南区

PCOS、多のう胞性卵巣症候群

愛知県名古屋市南区 子宝相談 を通して
「妊娠、出産、子育てを応援したい」と願う
不妊カウンセリング学会会員、子宝カウンセラー福井牧子です

7月23日水曜日
毎月恒例の子宝の勉強会に行ってきました。
岡崎のタカキ薬局さんにて

◆　ＰＣＯＳ、多のう胞性卵巣症候群について

◆「置かれた場所で咲きなさい」の著者
渡辺和子さんのお話など

学んできましたよ。

本日のブログはまずＰＣＯＳ、
多のう胞性卵巣症候群について
（以下ＰＣＯＳと略します）

ＰＣＯＳは卵巣内でたくさんの卵胞が育ち
数珠（ネックレス）のように連なることが特徴的な
病態です。

自覚症状としては排卵障害による月経異常。
月経不順や無月経となることがあり
不妊の原因となります。

不正出血や男性ホルモンの増加による多毛が
見られる方もあります。

血液検査では低温期の
ＬＨ（黄体化ホルモン）が　ＦＳＨ（卵胞刺激ホルモン）より
高くなります。

 

ＰＣＯＳの方の不妊治療としては
まず排卵を誘発することが大切であり

軽い方なら内服の排卵誘発剤を服用し

重症の方では硬くなった卵巣の壁を
レーザーで焼き切るという治療が施される
場合もありますが
効果は約１年と言われているようです。

さてここで質問。
ＰＣＯＳ、多のう胞性卵巣症候群の原因を
ご存知ですか？？

なんとなんと、糖尿病と関係が
あるのです。

甘いものや脂っこいものの食べ過ぎで
血糖値の上下が激しくなると

自然と血糖値を下げるインスリンの働きは
悪くなります。

インスリンの働きが悪くなると

糖尿病になるのですが

妊娠年齢にある女性は糖尿病と

同じ機序でＰＣＯＳになります。

 

なんだか難しいことを書いておりますが

要は美味しいものの食べ過ぎ、運動不足が
ＰＣＯＳを引き起こすということなのです。

これ・・・・

誰にでも起こりそうな病態ですよね～

ＰＣＯＳと言われた方の中で
福井薬局で５キロ位、ダイエットして体重、体脂肪を
減らされると

ＰＣＯＳが治ってしまう方や
排卵トラブルがなくなる方が本当に多いです。

 

逆にＰＣＯＳを抱えたまま
排卵誘発剤で妊娠すると

糖尿病の発症と原因が全く同じため

妊娠糖尿病になられる方が本当に
多いのです。

妊娠糖尿病は母体に危険があるとともに
赤ちゃんが巨大児になったり、失明したり
糖尿病をもって生まれてきたり・・・。

かなりリスクが高くなります。

妊娠前に適正な血糖コントロールや
体脂肪管理をすることで

妊娠中の赤ちゃんへのリスクを
減らすことができます。

せっかく授かった命を
健康に生んでもらいたい！！

そんな思いもあり、妊娠前には食事指導
体重、体脂肪の管理の大切さを
みなさんにお伝えしています。

食事って本当に大切ですよね。

私は「赤ちゃんの良き母」になる！！

という自覚を持ち

赤ちゃんへ健康なカラダという最高の
プレゼントを送ってあげてくださいね。

 

最後までブログを読んでいただきありがとうございました。
幸せのこうのとりが笑顔でやってくることを 心より祈っております！！

子宝カウンセラー　福井牧子