不妊漢方の福井薬局|名古屋市南区

Q＆Ａ④　排卵誘発剤を使用しないと排卵しません

愛知県名古屋市南区 子宝相談 を通して
「妊娠、出産、子育てを応援したい」と願う
不妊カウンセリング学会会員、子宝カウンセラー福井牧子です

お久しぶりの投稿となります。
最近、9月にしてはめずらしく涼しくなってきましたね。

油断するとお風邪をひきやすい季節です。

風邪は「万病のもと」と言われますが

お風邪をひくと、なんと！なんと！！

卵子の成長が悪くなったり
排卵しにくくなったりします。

また、解熱鎮痛剤を使用することで
排卵しにくくなります。

（体外受精の際、ロキソニンなど解熱鎮痛剤を
排卵抑制の目的で使用することがあります。）

お風邪をひかないように、気をつけて下さいね！

 

さて、

◆　排卵誘発剤を使用しないと排卵しない・・・という
ご相談をうけました。

 西洋医学的には、ホルモン値を測定します。
女性ホルモンの分泌が悪いことから
排卵しにくい場合があるからです。

また、多のう胞性卵巣症候群の可能性もあります。
通常はいくつかの卵胞ができた後、ひとつの卵胞が
成長し（主席卵胞）排卵します。

多のう胞の方は、すべての卵胞が同じように成長し
排卵できる主席卵胞が育たない・・という特徴が
あります。

また、東洋医学的には元気がない、胃腸が弱い・・
などの虚弱体質の症状があるかどうかを
確認していきます。

排卵をさせる力が弱いと思っていただけると
わかりやすいかと思います。

排卵をしない・・・

その中に様々な理由があります。
西洋医学的、東洋医学的見地から

お客様に一番合う漢方薬をチョイスしてお勧めしています。

 

排卵しにくいおカラダの状態を整えていくと

妊娠しやすいカラダになります！！

排卵しにくい原因を探り、その病態を

整えることが妊娠への近道・・

ということになります。

また、排卵しにくい方が

上手に排卵誘発剤を使用していくことは

より早く妊娠していただくために

ありだと思っております。 

 

 ただし、排卵誘発剤の中でもクロミッドは
子宮内膜を薄くしたり、頸管粘液を薄くする
副作用を持ち合わせています。

また継続使用で排卵せずに残った卵胞（遺残卵胞）が
次に成長する卵胞の成長を邪魔することがあります。

6ヶ月以上の継続使用は避けたほうが良いでしょう。

知識を得ることで、病院の治療の選択肢も
広がると思います。

病院の医師の言われるがままでなく
適切な治療方法を選択する権利が
不妊治療の場合にはあるのですよ（＞▽＜）

 

最後までブログを読んでいただきありがとうございました。
幸せのこうのとりが笑顔でやってくることを 心より祈っております！！

子宝カウンセラー　福井牧子