牛乳って・・・どうなの??①
愛知県名古屋市南区 子宝(不妊)漢方相談 を通して
「妊娠、出産、子育てを応援したい」と願う
日本不妊カウンセリング学会、認定不妊カウンセラー福井牧子です
12月に大阪、子宝カウンセラーの会にて
国際薬膳師の講座を担当してくださる
神戸東洋医療学院 早川敏弘先生にお話を伺いました。
牛乳の歴史
そして
なぜ牛乳が給食に導入されるようになり
日本人が常用する「国民的飲み物」となったのか・・
なかなか興味深い内容でした。
「牛乳」は
鑑真和上が盲目となりながら、やっとの思いで
日本にたどり着いたと言われる時代に
シルクロードを経て、日本に知られたようです。
ですが、日本人は乳糖に過敏に反応して
下痢することが多く、日本の食品としては
定着しなかったようです。
鎖国していた江戸時代はもちろん・・
明治となった頃、外国より入り始めるも
まだまだ多くの人々の手元には行き渡りません。
牛乳が「国民的飲み物」となったのは
戦後
給食に「牛乳」が導入されるようになってからです。
古来の日本人が受け入れなかった牛乳を
なぜ現代の日本人は常用するように
なっていったのでしょうか??
そこにはアメリカの酪農の余剰生産物の問題が
関係しています。
歴史的に
第二次世界大戦中、ヨーロッパの地は荒れ果てて
農作物を生産できなくなっていました。
アメリカの肥沃な農地はヨーロッパの食料を
まかなっていましたが、
第二次世界大戦が終戦し、ヨーロッパの農業が
発展してくると、ほどなく農作物が余ってきてしまいます。
そこでアメリカが目をつけたのが「日本」
戦後の食料難の日本。
アメリカGHQが贈与してくれた
小麦10万トンと
牛乳7,500トンは
それはそれはありがたいもの・・。
そして日本では勝利国アメリカの強さは
パンや牛乳などの食べ物にありと考えていました。
相互の思いが合致し贈与が終了した後も
給食には「パンと牛乳は欠かせないもの」となりました。
また「子どもの舌」にパンと牛乳を覚えさせることで
大人になってからも常食するようになりました。
・母乳より粉ミルクが良いと宣伝したり
・米を食べると馬鹿になると慶応大学医学部の林教授の
パンフレットを配ったり
・キッチンカーに乗った栄養士が和食を否定し
パン食への転換が勧められたㇼ
アメリカの余剰生産物を何とかするための努力は
アメリカの国家予算を駆使して
日本へ投資されてゆきました。
その結果
日本中にパンと牛乳はものすごいスピードで
広まってゆきました。
1950年代以降
世界でも類を見ないほどの食生活の変化が
日本で起こったことは、みなさんもよくご存知の事実と
なっています。
パンと牛乳の普及は
日本の国家とアメリカの政策によって
計画的に拡散されたものでした。
学校で子どもの頃に教え込まれた
絶対的牛乳神話
牛乳を飲むと背が高くなる。
牛乳を飲むと骨が強くなる。
牛乳を飲むとカルシウムが摂取できる。
牛乳は超バランス食である。
眉唾ものだと疑いをかける必要が
あると思いませんか???
ちょっと長くなったので次回に続きます。
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すべての不妊に悩むご夫婦を応援しています!!
最後までブログを読んでいただきありがとうございました。
幸せのこうのとりが笑顔でやってくることを 心より祈っております!!
子宝漢方カウンセラー 福井牧子
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