不妊漢方の福井薬局|名古屋市南区

なたね油のほうろく屋さんへ工場見学に行ってきました。

愛知県名古屋市南区 子宝（不妊）漢方相談 を通して
「妊娠、出産、子育てを応援したい」と願う
日本不妊カウンセリング学会、認定不妊カウンセラー福井牧子です

牛乳シリーズに続き、油のお話。
先週20日水曜日なたね油を生産しているほうろく屋さんに
工場見学に行ってきました。

杉崎さんは昔ながらの油の製法にこだわってみえました。

西尾市に５６件もあった油屋さんは
大企業の工場大量生産にに負けて消えてゆきました。
(有機溶剤の使用、化学的圧搾、遠心分離、シリコン・・)

ほうろく屋さんは唯一残った油屋さん。
その誇りを忘れず、菜種の収穫は愛知県の地産。
無農薬栽培にこだわり、油の製法も実にシンプルで
油に負担をかけません。
そして手間ひまかかる、愛情のこもった
生きた油作り

をされておられました。

＜ほうろく屋さんのなたね油の作り方＞
まず菜の花の種。菜種(なたね)を天日に干し
太陽の恵みを与えることで油の色と味を際立たせます。

唐箕(とうみ)という昔ながらの機械で
風によりゴミや埃を取り除き

ふるいにかけて良質の種を選別します。
菜種を初めて食べてみましたが
ゴマのような食感で美味しかったです。
(杉崎さんのご好意で少しいただきました。
ご興味のある方は店頭まで！)


大型のほうろく釜に薪で火をくべ焙煎します。
遠赤外線の熱でじっくりと40分。菜種の状態をみながら
一定の温度になるよう全て手作業でかきまぜてゆきます。
完全なる職人技です。
お酒を造る杜氏の仕事にも似ています。

昔ながらの圧搾でゆっくりと焙煎した菜種から
油を絞ってゆきます。

通常の業者さんであれば、残りかすからも
薬品を使い、油を搾りとるのですが
ほうろく屋さんは
「生きた油」
にこだわりがあるので、決して薬品は使いません。
自然と流れ出るなたね油だけを回収します。

一斗缶に油を入れて2週間。
自然落下で菜種のカスが落ちるのをまち
その上澄み成分だけを瓶詰したのが「荒搾り油」
通常業者は2週間待てません。
お湯で洗ったり、遠心分離が入ります。

ろ紙でろ過して、160度に加熱をして
こしを強くしたものが「伝承油」です。

伝承油1600円+税　荒搾り油2200円+税

 

今はオメガ３系油の亜麻仁油やえごま油が
もてはやされておりますが

流行りものだからととても安く出回っている油には
少々疑問を感じてしまいます。

本当に良い油は油に負荷がかかっていないため
「酸化」しにくく
胸やけもせず、とても美味しい油です。

くりかえし使用できるのでかえって経済的です。
現在伝承油が品薄ですが、少々店頭在庫があります。

6月には菜種の収穫を迎え、入荷する予定です。

安かろう良かろうではなく
本当に良いものを選び、ご自分をそして家族を守る知識。
現代人には必要なのだと思います。

赤ちゃん待ちの方は下記の
悪い油をとり過ぎるとどうなるの？
ご参照くださいね。

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参考ブログ
良い油と悪い油

悪い油をとり過ぎるとどうなるの？

甘いものの取り過ぎは「卵子の質」に影響を及ぼす？

血液をきれいにする食生活①

血液をきれいにする食生活②　添加物

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すべての不妊に悩むご夫婦を応援しています！！

最後までブログを読んでいただきありがとうございました。
幸せのこうのとりが笑顔でやってくることを 心より祈っております！！

子宝漢方カウンセラー　福井牧子

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